Limited Region(範囲限定)をサポート(&それ以上!)しました。FPrimeは3つのモードを提案します。1つ目は、一番シンプルなモードでLWの機能と同様。FPrimeのRenderは、プログレッシブ・レンダラー(刻々とレンダリングの進捗状況を表示する、連続レンダリング)の特性を活かして、Lmited Regionを更にパワフルな次の2つのモードを作りました。
2つ目のモードは、限られた範囲だけをリファイン(洗練)していくモード。用途としては、画像全体ではなく、局所的に残るラジオシティやテクスチャのゴミを処理する場合。ゴミがあるエリアだけに限定して処理を集中させることが可能。これは他の範囲(前回の処理範囲と重なってもOK)を選択して繰り返し処理をすることも出来ます。このモードには他にも利点があります。最終目的のクオリティを決めるために局所的にレンダリングをするための範囲限定としての使用が可能です。目指すクオリティを決めた後、範囲限定を解いて、既に済ませた範囲をもう一度行う無駄なく、残り画像のクオリティアップにパワーを注ぐことが可能です。
3つ目は、この範囲限定を実行した部分をそれ以前のレンダー結果と置き換えをします。これによって特に便利となるのは、印刷用の解像度をもつ画像です。例えば、ポスターサイズの消防自動車を作成し、後になって旗を加えたり、車体に看板を付け足す場合に、シーンに必要変更を施し、変更したエリアを範囲限定し、置き換えることが可能になります。これは、かつて範囲限定を新しい画像としてレンダリングし、手作業で合成処理した方法とも似ています。もちろん、これが有効なのは、再レンダリングした範囲設定部分に限っての置き換えです。例えば、全体画像を変えるライトのインテンシティや、遠くのオブジェクトに関係のあるラジオシティを変更した場合、変更範囲は限定した範囲に留まりません。こうした場合は、範囲限定部分のレンダリングでは済みません。必ず全体画像をレンダリングし直して下さい。